イラレとフォトショ、アドビコンビの性格の違い。




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青い菱形イラストレーターとフォトショップは、
対で覚えないとあんまり役に立たないんですが、

その連携についてコメントをいただいたので、

今日は、イラストレーターとフォトショップの
連携についてお話しましょう。

まず、右の図をごらんください。

図Aのような四角を表現する際に、

図Bのように『4つの点(アンカーポイント)を線(パス)で結ぶ』
ということで表現するデータ形式を『ベクター画像』といい、
これが"イラストレーター"のデータ形式になります。

図Cのように『色のついた四角(ピクセル)を、モザイク状に敷き詰める』
ことで表現するデータ形式を『ラスター画像』といい、
これが"フォトショップ"のデータ形式になります。

イラストレーターとフォトショップ、2つのソフトを連係する理由は、
このデータ形式の違いによる『得手不得手』にあります。

まずイラストレーターは、点と点を線(パス)結ぶことで図形を表現するので、
『正確に図形を描く』というような、製図的な使い方に向いています。

四角を描く場合はデータとしては『点4つと線4本』だけで、
データの量も軽く、修正がカンタンです。

その上あくまでデータが『点と線』で構成されているので、
どれだけ拡大縮小しても、『点4つと線4本』といったデータの大きさは変わらず
フォトショップのように拡大して画像が粗くなる、ということがありません。

そのかわり、点と線で結んだ図形の中は、原則ベタ塗りですので、
細かい陰影のある、写真などのデータの表現には向きません。

具体的な用途としては、アニメやマンガ絵のように、
中がベタ塗で良いイラストや、ロゴの制作、
あるいは文字にも強いので、チラシなどの『レイアウト』に使います。

一方フォトショップは、色のついた四角(ピクセル)をモザイク上に並べて、
画像を表現しますので、イラストレーターが苦手とする写真画像を得意とし、
細かい陰影のあるイラストを扱うのに向いています。

モザイクが細かければ、細かい程なめらかに画像が表現できますが、
モザイクの細かさが充分でないとギザギザが出てしまいます。

そして、モザイクのタイルを敷き詰めるように画像が作られているので、
図形のカタチを修正するのが容易ではありません。四角を三角にするのも一苦労です。

そのかわり、モザイクのタイルを一斉に赤っぽく修正するとか、
一斉に色を薄くする、といったような処理には向いています。

具体的な用途は、やはり写真画像の取り込みや修正、
絵の具で描いたような陰影のあるイラストを描くのには向いています。

さて、イラストレーターとフォトショップの性格の違いがわかったところで、
その具体的な使い分けについてお話しましょう。

イラストレーターのキーワードは『製図』『文字』『レイアウト』で、
きっちりかっちりしたイメージです。

フォトショップのキーワードは『写真』『色』『トーン』で、
雰囲気や風合いといった感じです。

平たく言うと、フォトショップで取り込んだり加工した写真を、
イラストレーターでレイアウトする。
というのが、一般的な使い方です。

フォトショップの機能は、わりと名前のままですが、
イラストレーターは実はあんまりイラストを描くのに向いていないので、
それが世間の誤解を呼びます(^_^;)

あくまで、『製図・レイアウトソフト』としてとらえましょう。
『特定のジャンルであれば、イラストも描ける』くらいの感覚です。

これが一般的な使い方ですが、このカップルの連携にも、
何通りかのパターンというものがありますので、これを、

『イラストレーター→フォトショップ編』と、
『フォトショップ→イラストレーター編』の、

2部構成でお話しましょう。
(C) 2008 アドビイラストレーター超速習得!
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